臭いとは
■臭いを感じるしくみや、臭いが人間の体に及ぼす影響をご存知ですか?■
におい(臭い)とは空気中に漂うにおい物質を鼻を通して感じる感覚のことです。
においには、自然のにおい、作られたにおい、腐ったにおいなどさまざまですが、一般的に「臭い」は
嫌なにおいであり、「匂い」や「香り」は良いにおいと表現されています。
においの成分を持つ気体分子が鼻から吸収され、鼻の奥の粘膜組織に存在する嗅細胞で感知され、その信号を脳の一部の嗅覚野などに伝達して、『におい』として認識されます。
良いにおいや悪いにおいにも種類はいろいろありますが、濃度や嗅ぐ頻度によって同じにおいでも感じ方はさまざまです。
体調、年齢、気象、環境によっても異なります。
又、調香師などの職業は特に嗅覚を極めていることから、においが学習によって敏感になることを証明しています。
ただ最近では、鼻呼吸よりも口呼吸をする子が多く、においに鈍感な子が増えているそうです。
鼻呼吸はにおいを感じるだけでなく、脳の温度を下げたり、体内にほこりや菌を入りにくくもしてくれるので、口呼吸の方は鼻呼吸にシフトする努力をしてみて下さい。
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