女性の注意点
■詳細
おりものや陰部の臭いは、ストレスや病気などで自律神経が弱っていると、臭いがきつくなることがありますが、ほとんどの場合、本人の気にしすぎの場合が多いようです。
しかし以下の症状が出た場合は治療が必要になるので医師に相談しましょう。
□透明や白いおりものに血が混じっている場合
排卵期に少量の血が混じるのは、排卵期出血によるものです。それ以外にも、腟炎、子宮頸管ポリープなどのさまざまな病気が考えられます。
□黄色や緑色のおりものの場合
陰部に激しい痒みと悪臭 トリコモナス腟炎の疑いがあります。
多くはセックスによる感染です。
□白いチーズ状のおりものの場合
陰部に激しい痒み カンジダ腟炎の疑いがあります。
チーズや豆腐のカスのようなボロボロとしたおりものです。
生理用品の長時間使用や、過度の性交渉、妊娠や病気などで体の免疫力が低下した時などに発症しやすいでしょう。
□黄色や緑色のうみ状のおりものの場合
かゆみや下腹部痛 クラミジア感染症、子宮頚管炎、淋病などの病気が考えられます。
陰部の不快感、下腹部痛や排尿時の違和感などの症状があります。
タンポンの出し忘れによることもあるので気をつけましょう。
□多量の白色や黄色のおりもの、正常に近い色のおりものの場合
量がとても多くなった場合には、子宮頸管炎、子宮頸管ポリープなどが疑われます。
□多量の白色や黄色のおりものの場合
発熱や下腹部痛でおりものの量が増え、発熱や下腹部痛をともなう場合には、子宮内膜症や卵管炎などが疑われます。
おりものだけでなく、月経痛や月経量の増加、不正出血などの症状が特徴です。
□茶褐色の臭いのあるおりもの場合
不正出血で臭いがする、量が増えるなどの症状が出た場合、子宮頸がん、子宮体がんなどの可能性があります。
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