対策
■化学物質の対策法
□ ホルムアルデヒド
壁紙の接着剤などに多く使われているホルムアルデヒドは、目鼻に強い刺激を与え、ひどいときは5分程で気道障害が発生して呼吸困難等を引き起こします。
@定期的に部屋の温度を上げてホルムアルデヒドを強制的に揮発させて換気をしましょう。
A二酸化炭素とともに化学物質を吸収・浄化してくれる観葉植物を置いてみてください。
□ 殺虫剤
ほとんどの殺虫剤がピレスロイド系を使用しています。
これは、目や鼻やのどを刺激して、頭痛・めまい・嘔吐・むかつき・意識混濁・痙攣などを与える事があります。
@狭い場所や気密性の高い部屋で大量に使用する事は、避けてください。
Aもし使用する場合は、十分な換気をしてください。
□ 衣類用防虫剤
ほとんどがナフタリン、パラジクロルベンゼン、ピレスロイド系を使用しています。
これらは発がん性があり、防虫剤を多用したタンスが寝室に置いてあると、睡眠中に吸い続けて発病したりすることもあります。
@衣類を着る時は1日くらい干してからにしてください。
□ 芳香剤
一般に芳香剤には化学合成香料が使用されています。
これらは、強い香りが常に臭覚脳神経を刺激するため、疲れ・変頭痛・吐き気を催します。
@狭いトイレや部屋などでは使用はかえって逆効果になる可能性がありますので、使用量には十分に注意してください。
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